札幌市西区のＮ邸は、減築リフォームを行った住まいです。高齢化社会を背景にニーズはあるものの、実際のところはまだ数の少ない減築施工例として現場見学会も行われました。　築43年になるＮ邸のリフォームは、Nさんの知人と縁があった地元の当社に、雨漏り修繕の相談をしたことから始まりました。10年ほど前から気になり始めたという雨漏りは、そのころにはもうリビングにまで広がっていました。 　Ｎ邸は盆暮れに親戚が大勢集まっていた大きな家。ＬＤＫを除く５つの部屋には20人以上を泊めることができ、それだけの来客用寝具を収納する空間もありました。また、天井髙が２m70㎝と造りも贅沢で、雨漏りの修繕だけでも相当な金額になることが予想されました。そこで、店長が提案したのが減築リフォーム。最近はもう親戚が集まっていないこと、ご家族にお年寄りがいてバリアフリーの住まいが適していること、夏は涼しいが冬はかなり寒いことなど、Ｎさんご一家の暮らしと住まいのズレが見えてきたからです。　提案を検討したＮさんは「予算的にも、その後の暮らしを考えても、リフォームするほうがいい」と判断。２階建てを平屋にする減築リフォームで、いまの家族に合う家につくり替えることにしました。　担当：店長　西田

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